衆参の議院運営委員会理事会に、菅官房長官が臨時国会の召集を伝えてきたようです。
なぜ臨時国会を開くのか、野党が憲法53条に基づき求めてきたからにほかならない。求めに応じて召集するなら、求められた審議を行うのが当然です。ところが政府は、安倍首相の所信表明演説すら予定せず解散するという。
(日テレニュース)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170922-00000046-nnn-pol
なにかにつけて、「解散は総理の専権事項」といって逃げるが、国会は総理のものではない。議院の4分の1以上の議員が国会召集を求めたのは、国民の多くが国会開会を求めているからにほかならない。
解散するためだけの国会召集など、憲法違反も甚だしい。
国民の声に背を向け、国会を軽視し、選挙で自公はどの顔で国会に語るというのか。またしてもウソとごまかしで乗り切るつもりか。都議選で惨敗してからわずか2か月半、内閣支持率も元のようには戻らない。それでも勝てると踏んでいるなら、あまりにも国民をバカにした話だ。
いずれにしても国会は、いよいよ解散総選挙へと具体的に動き出しました。
安倍政権の5年弱、繰り返された強権政治の数々の場面が、呼び覚まされてきます。悔しさと怒りと、そのたびに強くしてきた私たちの連帯の力、民主主義の力が思い出されてきます。
安倍政権と決別するために、力を尽くしたい。
写真は2015年8月30日