総選挙でご支援をいただいた多くのみなさんに、感謝いたします。また、候補者のみなさんやご家族、周囲で支えてこられたみなさん、本当にお疲れ様でした。
とても悔しく、残念な結果。
私にとっては、国会にお送りいただいて初めて臨んだ本格的な国政選挙。衆議院21人の前職のみなさんは、それぞれに個性的でハツラツとしていて、まぶしく見てきた仲間です。仲間を増やすどころか、多くの同僚議員の議席失う結果としてしまったことが、悲しい。今度こそ国会でご一緒できると期待してきた方も多い。次には駆け上がっていただけるよう、力を尽くしたい。
それにしても、結局のところ希望の党は、アベ政治に代わるものを持つことなく、民進党を解体して野党共闘を分断し、小選挙区では自公の勝利をアシストするという、終始どうしようもない勢でした。
一方で共産党が候補者を下ろした選挙区をはじめ、立憲民主党が大きく躍進したことは喜ばしい。少なくとも、安倍政権のようなあり方を拒む声が一定の割合で存在することを明らかにしたとともに、大義の上に候補者を一本化することの意義も示した。共産党としても、かつてなくいろんな方と力を合わせた挑戦でした。
なにより、安倍改憲にNOを掲げる勢力が力をつけたことは歓迎したい。新たな共同を築きたい思いです。
決して支持率は高くないものの、安倍首相が続投することとなります。
しかし、安倍首相は選挙を通じて、9条改憲を語らず、労働法制の改悪も原発再稼動も、消費増税による国民の負担も語らなかった。モリ・カケ疑惑の納得のいく説明もない。選挙の結果がどうであれ、秘密保護法、安保法制、共謀罪ーー違憲立法が合憲化されるわけではない。
新たなたたかいが始まります。予想される新たな暴走を食い止めるとともに、自公や補完勢力が「よりまし」と見られるのではない、魅力ある選択肢を提供する新たな努力を模索したい。私たちが諦めない限り、必ず政治は変えられる。がんばろう。