2016年2月21日
多喜二祭に参加
今日2月20日は、作家小林多喜二が特高警察に虐殺され亡くなった日。没後83年の杉並・中野・渋谷多喜二祭に参加しご挨拶させていただきました。区議のみなさんとともに。
小林多喜二の作品、私は学生時代にいくつかを読みました。命がけでたたかい29歳で亡くなった、その生き方に驚くとともに、畏敬の念を抱きました。
「蟹工船」で示された資本家による搾取の有り様は、形を変えて現代にも現れています。生活できない賃金、パワハラ、長時間労働、過労死、成果主義や非正規雇用による分断など、ブラックな働かせ方はごく身近な問題に。
小林多喜二は労働者が団結して打開をめざそうとする姿を描き、またその失敗も語ります。労働者の権利獲得の歴史は、いまも挑戦の連続だと感じます。私もいろいろありながらも、働く人の命とくらしを守る立場を貫きたい。
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