青山葬儀所で行われた「第71回解放運動無名戦士合葬追悼会」に、遺族の一人として出席してきました。毎年3月18日、民衆が立ち上がったパリ・コミューンの日にちなんで開かれます。 今年は1073名が合葬されました。そのなかの一人が、昨年亡くなった私の母です。 全国各地から遺族が参加されます。私は母が京都なので、京都のみなさんと同席しました。やはり京都に住む父や、私のパートナーとそのご両親とも一緒に。 合葬者の名簿を見ると、労働組合や様々な民主団体、共産党の支部や職員、議員としての活動など経歴が記されています。肥田舜太郎さんや泥憲和さん、レッドパージとたたかった方や、自由法曹団の先輩の名も。一人ひとりの活動の足跡が、たたかいの歴史そのものです。 安倍政権のもとで前代未聞の公文書改ざんが明らかになり、国民の怒りが沸騰。その支持率は軒並み30%台へと急落しています。いよいよ安倍政権を倒し、新しい政治の時代が切望される局面を切り拓いています。そのたたかいを、亡くなった方たちとともに進めることができればどんなに心強かったか。みなさんの知識と経験を必要とする人が、全国にどれだけたくさんいることか。 しかし、私たちはみなさんの意志を引き継ぎ、たたかい抜く決意です。みなさんがみなさんの先輩たちからたたかいを受け継いだのと同じように。平和で、一人ひとりが大切にされる社会を築くためにーー。 ご準備くださった日本国民救援会をはじめスタッフのみなさん、お疲れ様でした。大事な時間をつくっていただいて、本当にありがとうございました。