2018年5月18日
「治安維持法国賠同盟青年部結成集会in阿佐ヶ谷ロフト」に参加
18日、東京の若手が中心となって「治安維持法国賠同盟青年部結成集会in阿佐ヶ谷ロフト」を開催。直前までどんな企画になるか読めなかったのですが、終わってみればなかなかユニークでアツいトークライブとなりました。
都議の原田あきらさんとロフトの田中モエさんが司会、目黒区議の松嶋祐一郎さんがプレゼンテーターを務め、池内さおりさん、水谷陽子弁護士と私がゲストに。国賠同盟都本部会長の吉田万三さんらベテランには、「重鎮」として様々な知識を披露してもらいました。
なぜいま治安維持法か。
共謀罪や東京都迷惑防止条例の改定など、ものを言えない社会づくりが進められるなか、やはりこの歴史にケジメをつけない国ではいけないという思いからです。
治安維持法違反で逮捕された人は数十万人にのぼりますが、正確な数字や拷問の実態はわかっていません。稀代の悪法がなぜ、どのような経過でつくられ、執行されたのかについても調査や検証はなされず、犠牲者・被害者に対する謝罪や名誉回復、賠償も行われていない。
共謀罪が焦点となっていた昨年の通常国会。金田法務大臣は、「治安維持法は当時適法に制定され適法に執行された」と言い放ちました。拷問や虐殺の数々が、違法でなかったとでも言うのか。あの小林多喜二の死因も、心臓麻痺とされています。こうして歴史に向き合わない政治が、戦争する国づくりへと突き進む。
「青年部」といい、日常的に活動するのは難しいので年一回程度のイベントを開催しようと計画しています。当日ご参加いただいた方をはじめ、アツいみなさんの参加を求めています!