2016年3月8日
引き続き沖縄を視察
嘉手納基地、離陸する戦闘機の耳をつんざく爆音に驚かされます。町の82%が基地で占められ、町民はわずか18%の土地に押し込まれています。その様子は、道の駅かでなの展望所からもよくうかがえました。
私が滞在した時間には、空中給油機が基地周辺を周回し、タッチ&ゴーを繰り返していました。それでも周期的な轟音が響きます。戦闘機がこれをやるときは、堪えられないと思います。
普天間基地に隣接する普天間第二小学校も訪れました。ちょうど生徒が体育の授業をしているすぐ近く、フェンスの向こうではオスプレイが訓練でプロペラを回転させます。腹の底から響いてくる重く低い不規則な音。ここの小学生は声が大きいという話も聞きました。毎日、至近距離で騒音にさらされる学校生活は、かけがえのない時間を奪っているように思います。
普天間飛行場を臨む嘉数高台からは、オスプレイの姿も。基地の負担は、軽減どころか強化されている。加えて辺野古「移転」という名の基地機能強化は、断じて許されない。