2016年3月29日
ブラック企業の違法行為をなくすためにも政治の転換を
参議院予算委員会での辰巳孝太郎さんによる質問。違法行為を含むブラックな働かせ方をあぶり出しています。
セブンイレブン本社は「効率的な業務」をうたい、15分単位で賃金を切り捨て。そのことをフランチャイズ各店に指導し奨励している実態。1分単位で支払わないのは明確な違法で、もちろん塩崎厚労大臣も違法なら指導すべきといわざるを得ない。ならば、違法を拡散しているこのブラック企業大賞受賞社(2015)には、直ちに指導すべきです。
業界単位での調査については、ついにやるとは明言せず。大手が堂々と行う以上、様々に広がっていることは誰でも想像できるでしょう。それでもやらないというのは、この問題についての安倍政権の姿勢を物語っているように思います。
残念ながらいまの政治は、明確な違法行為より企業の利益を優先し、ブラック企業根絶に踏み出そうともしません。それを変えるには、政治そのもののを改めるほかない。