山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2021年8月20日

首都の空で機能強化が進む―横田基地を調査

 6機目のオスプレイ配備が強行された横田基地周辺で懇談と調査を行いました。
 笠井亮さん、宮本徹さん、衆院予定候補の細野真理さんとご一緒しました。
 はじめにあきる野市の村木英幸市長と懇談。
 役場の窓からは、米軍機が何機も連なって繰り返し飛行する様子が見えました。オスプレイをはじめ、騒音被害に市民からも苦情が出されています。
 ところがあきる野市は、基地に隣接するいわゆる5市1町ではないため、提供される情報も異なるといいます。市長から防衛局に対して、オスプレイの追加配備など情報提供を求める要請もしていますが、応答はなし。自衛官募集への協力要請では来庁しても、横田の負担について説明に来ることはないといいます。
 その後、横田基地の撤去を求める西多摩の会のみなさん、西多摩地域の地方議員のみなさんと懇談。
横田が特殊作戦の出撃拠点へと変わりつつあるなか、発着回数は急増しています。夜間訓練も増加し、ホバリング訓練では騒音はもとより付近の住宅にひびが入るほど。パラシュート降下訓練でもトラブル続きです。
 こうして被害は深刻化しているにもかかわらず、例えば騒音対策の防音工事を行う範囲は狭められているといいます。
 日米が軍事一体化を進め、「沖縄の負担軽減」の名の下に全国の空を訓練に提供するなか、横田はその機能が変容してきています。
 学校や病院も密集する住宅街、それも首都の空で、世界中見渡してもあり得ないような従属ぶりです。
 国会でも追及していきたい。

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