衆院予算委員会で来年度予算案が可決。
日本共産党は、組替え動議を提出しました。コロナ対策を予備費5兆円のみで対応しようという政府案に対し、医療、公衆衛生、くらしと営業を支える提案のほか、消費税減税、社会保障の充実、大軍拡予算の削減など求めたもの。
共産党案が否決された後に議題となった立憲民主党案は、内容としては昨年立憲・共産で共同提出した動議の内容を踏襲するものであり、賛成。
政府案には、日本共産党のほか、立憲、維新が反対。驚くべきことに、国民民主党が賛成。
岸田首相が、原油価格高騰に対応する「トリガー条項」の凍結解除を「検討する」と述べたことを受けたもののようです。「約束した」わけではなく、なんの担保もありません。もとより国民民主党も動議をし、「原案の撤回と組替え」を求めていたはずなのですが…
少なくとも野党として、とても賛成できる予算案ではありません。