山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2022年1月5日

沖縄で感染者急増

沖縄県で感染者が急増。東京や大阪でも増加のペースは加速していますが、それを上回る突出ぶりに。ワクチンの3回目接種だけでは間に合わず、検査と医療体制の拡充が急務です。
 
沖縄での感染再拡大をもたらした大きな要素が在日米軍。昨年9月から、出国時の検査を行わず、入国時もずさんな検査で変異株の確認もせず。オミクロン株が世界的に広がるなかでの信じがたい対応です。
昨年12月17日、沖縄で最初にオミクロン株への感染が確認されたのは基地従業員だったと玉城デニー知事。水際対策の強化を自賛した岸田政権の下であけられてきた大穴は、しかし一昨年から指摘されてきた懸念でもありました。
 
米軍にとっては、あたかも国内基地を移動するようなものか。しかし基地の内外も自由に出入りし、飲み歩き、酒気帯び運転まで発覚し、米軍に管理能力が欠けることは明らかであり、これが地位協定の下でいまだに続く治外法権の実態です。
ところが官房長官は、感染拡大への米軍の影響について「コメントは控える」と消極的。普段、外国の脅威を煽る政府や与党が、現に命を危険にさらしている米軍については、コメントすらできないとはどういうことか。
米軍はもちろん、これを許してきた日本政府の対応も厳しく問われなければなりません。

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