2016年5月31日
記者会見を行いました
街頭で取り組んできた雇用実態調査に関して記者会見。参院選政策や、先週、厚労大臣宛に要請したことも併せて報告しました。民青のみなさんとともに。
同席した19歳の男性が、外食チェーン店でのアルバイトの実態を語りました。タイムカードはなく、働いた時間を自ら記入する方式。ところがありのままを書くと「15分単位だから」と切り縮めた時間を書かされる。やがてホール担当が二人だけになり、土日などは11時の開店から22時半の閉店まで一人、さらに朝9時からの開店作業と閉店作業もこなすこともあったといいます。腰を痛め、退職したいまでも調子が悪いとのこと。
参院議員の吉良よし子さんが同席。3年前の選挙でブラック企業を告発。この間の国会で辰巳議員がセブンイレブンの労働時間管理について追及したことや、4野党が共同して長時間労働是正のための法案を提出したことなども紹介していただきました。
記者のお一人から、「ブラックな働き方を放置したらどうなると訴えたいか」との質問。若者を使い潰す働かせ方は、人間らしく自分らしく生きることを否定する、そして企業も社会も回らなくなる、このまま続けさせるわけにはいかないと。アベノミクスの失政です。