東京メトロ東西線の西葛西駅でホームドアが稼働を開始。視覚障害者のみなさんが設置を急ぐよう東京メトロにはたらきかけ、原純子都議や大橋みえ子区議なども様々に取り組み、「2022年度中」としていた予定を前倒ししての設置となりました。
毎日駅を利用するという男性は、過去に2度ホームから転落したといい、「もうホームから落ちることも死ぬこともなくなった」と嬉しそう。
視覚障害のある方はもちろんですが、ホームから転落する危険は誰にでもあります。
本来、「安全対策」として法律上位置付けでいくべきですが、現状は会社任せ。そのため企業ごとに進捗に差があります。さらに設置費用への助成も予算の制約があり、国交省は昨年末、運賃値上げで費用を捻出して構わないとの方針を示しました。
東京メトロやJR東日本は一乗車あたり10円の上乗せを計画しています。バリアフリーを利用者負担としてよいのか、調査後のトークでも次々と疑問の声が上げられました。
安全対策も地方鉄道の維持も、交通政策として政治がどう支えるかを考えるべきです。