3月に航空機から氷塊が落下したと通報のあった渋谷区のテニスコートを訪れました。
羽田空港への着陸機の都心上空ルート近く。テニスをしていた方が大きな落下音を聞き、使用者がいなかった隣のコートを見ると氷の塊が落ちていたといいます。
国交省は、氷の現物が残っていないのをいいことに、「着陸ルートの中心から350m離れている」「いまの飛行機は氷を落とすことは考えにくい」「翌日確認するとその時間の着陸機はいずれも異常はなかった」などと説明しています。
現地に到着後すぐ、南風運用が始まり着陸機が頭上を飛び始めました。たしかに中心とは違いますが、ほとんど真上を飛んでおり、その航空機からの落下でないとの説明はにわかに信じられません。
新たな安全神話で火消しに躍起の国交省ですが、改めて事実確認を行い、危険な低空飛行はやめよと求めたい。