予算委員会で、大学の高すぎる学費について質問。
国公私立を問わず、学生がバイトで稼いだり保護者が負担したりするのが困難なほど高額です。「高いと思うか」と2度問いましたが、岸田首相は正面から答えず「様々な支援策が…」と。様々に支援しなければならないぐらいに高いということ。
それでも、国際人権規約に基づき「無償化に向かわなければならない」と述べたのは重要です。
高等教育への公的支出が高いほど、一人あたりGDPは高いという研究もあります。岸田首相も、学生が学んだことを社会に出て還元するのは「プラスなこと」と答弁。
大学で学んで利益を受けるのは学生、だから学費を負担して当然ーーこの受益者負担論は、もう捨てるべきです。
軍事費の「相当な増額」をバイデン大統領に約束した岸田首相。それ自体はとんでもないですが、相当な増額というなら教育予算こそ!