2022年8月15日
77回目の終戦記念日
77回目の終戦記念日。池袋で街頭演説を行いました。
侵略戦争と植民地支配により犠牲となった国内外の人々に哀悼の意を表します。
おびただしい命が奪われ、尊厳が傷つけられ、街が壊され、日常が壊されました。人生を狂わされたどれだけの人が、「戦争さえなければ」と願ったことか。戦争をさせない、憲法9条をまもりいかし平和外交の日本へ。力を尽くす決意です。
とりわけ今年は、ロシアのウクライナ侵略を契機に大軍拡が声高に主張されるなかで迎えた8.15です。
軍事費2倍化、敵基地攻撃能力の保有、9条改定ーーしかし、軍事対軍事の悪循環では緊張関係は高まるばかりで、平和は決して築けません。戦争をさせないための外交努力こそ、政治の役割です。核兵器禁止条約で、核抑止力への依存から抜け出そうとする国際社会の流れも、軍備増強ではなく対話の外交をという表れにほかなりません。
戦争にいたるあらゆる動きを阻むために、民主主義の力が求められています。
その民主主義を踏みにじる政治が、次々露呈しています。安倍元首相の国葬を、多くの反対世論を押し切って強行する政治でよいのか。内閣改造をしても反社会的カルト集団の統一協会との癒着が絶えない政治でよいのか。課題が山積するなか、国会すら開こうとしない政治でよいのかーーおかしい政治には声を上げ、民主主義を実践する一歩を進もうと訴えました。
暑いなか、ご参加のみなさん、ありがとうございました。