日本共産党の統一協会問題追及チーム、第4回を行いました。

今回は、元三鷹市議会議員の岩田康男氏をお招きして、90年代に議会で取り組まれた内容などうかがいました。

テレビで霊感商法が取り上げられた際、三鷹市の被害者がいたことから調べていくと情報提供が。地元の元自民党市議などが「サミット・ゲスト」としてターゲットとされた資料は生々しいものでした。壺や多宝塔を買わせるだけでは飽きたらず、土地を担保に借金をさせ高額の献金をさせる、事前調査で財産状況を把握しリスト化ーー周到な準備を踏まえています。バブルが弾け、借金の額と土地の価値の釣り合いがとれなくなり破たんした人もいたはず。保守系議員などが「後遺症はまだある」と述べているとのこと。

三鷹には勝共連合の施設も多数あったといい、先日の参院選でも謀略ビラが撒かれたそう。反共組織が霊感商法で多額の被害を生み、民主主義の歪みをもたらしてきました。

当時、岩田さんが提出した被害防止策の抜本強化を求める意見書は、統一協会を名指ししたものでしたが全会一致で可決。

勝共連合・統一協会との正面からのたたかいが各地にあります。政治の闇を明かしていくときです。