2022年8月24日
米空軍CV22オスプレイ飛行停止 防衛相に説明を求めました
米空軍CV22オスプレイが全機、無期限で飛行停止となった件で、横田基地周辺のみなさんとともに防衛省に説明を求めました。
2017年以降4件、直近6週間に2件の不具合があり、原因がわかり対策がとれるまでの措置といいます。エンジンとプロペラをつなぐクラッチの不具合だそうで、空軍の広報担当者は「制御不能に至る可能性」も指摘。しかも原因がわからないとしています。
防衛省の説明によれば、同じ不具合は海兵隊のMV22オスプレイで2010年から把握されていた、緊急時に安全を確保できる訓練を行っている、陸上自衛隊のV22でも同じ対応をとっている、CV22の今回の措置については「司令官が独自に判断したもの」「情報収集中」「確認中」というばかり。海兵隊で判明済みのことを空軍はいまさら騒いでいるのかと言わんばかりの姿勢でした。
制御不能が懸念されるほどの重大な問題だという認識があるかと問いましたが、「米側に情報提供を求めている」と。楽観的で危機感も見えません。
危険なオスプレイの導入を許し、夜間低空飛行など我が物顔での訓練を許し、不具合が発覚しても住民にろくに説明すらしないーー米軍の問題となると、国民の姿が見えなくなる日本政府です。
この政治は、やはり異常であり変えるしかない。
普天間基地に海兵隊のオスプレイが配備された沖縄の、明日から始まる知事選でも問われます。