2022年8月30日
統一協会問題追及チーム 第5回会合
統一協会問題追及チームの第5回会合。母親の被害で20年近くにわたり統一協会に苦しめられてきた方のお話をオンラインでうかがいました。
はじめは統一協会であることを隠し、発覚すると「いまはもう壺を売ったりはできない」とごまかし、しかし金を出させ続ける――家庭の悩みを抱え、何かに頼りたいと思っているのにつけいり接近するのは多くの被害者に共通のようです。お金を出すのを拒むと、「それがサタンだ」といい、その場ですぐ金を出すよう迫る、車で銀行まで連れていき保険も解約させる、保険会社勤務の会員までいて解約手続を速やかに進める――被害総額は記録にあるだけで1億円を超え、お母さんが脱会し協会が返金を約束したのはうち7000万円、それも月100万円の分割だといいます。
統一協会側には、日本の歴史への怒りがあるのではないかとお話でした。侵略戦争と植民地支配という日本が行った事実と、謝罪も反省もまともに行わない政治への怒りが支配している、それが背景にある以上、いまの政治のままでは統一協会は消えないだろうとも。