2016年6月13日
都政の私物化は許されない
舛添都知事の政治とカネの問題で、都議会総務委員会での集中審議。今日も共産党都議団などから厳しい追及がされ、自民党を除く各党が辞職を求めたとのこと。
家族旅行で泊まったといわれるホテルの領収証の明細について、再発行を依頼するよう指示するという前進もあったようですが、全体としては従来の、説明ともいえない説明の枠を出ないものです。都民の納得のいく説明などもはやできないのだから、お辞めいただくほかない。
いまやこの問題が政治のトップニュースになってしまっているのが、なんとも情けない話。舛添さんは、不信任ならリオ五輪と選挙が重なるので、延命をという話もされたようです。しかし、東京での選挙は、リオ五輪にはあまり影響ないのでは。
都民の間では、いやおそらく全国的に、辞職すべきという声が圧倒的。それでもなお、自民党は辞職を求めない。舛添さんと同じく、リオ五輪や、あるいは4年後の東京五輪と次の選挙が重なるのを慮っているのでしょうが、これまた情けない話。辞職を求めた公明党もろとも、「舛添切り」で済ますのではなく、舛添さんを選挙で推薦し議会で支えてきた責任をとっていただきたい。
なおこの問題、都政にとどまらず参院選の争点にも急浮上。街頭演説の取材に来る記者からも「都知事のことは話しますか?」など質問が。東京選挙区に注目が寄せられています。
下記リンクには、「山添拓氏も足立区の駅前で『マスゾエさんに名前は似ていますが、お金にクリーンな共産のヤマゾエです』とアピール。」との記事。
http://digital.asahi.com/sp/articles/DA3S12405807.html?rm=150