2016年6月14日
参院選で自公を過半数割れに
読売新聞に興味深い数字が並んでいました。
78、61、57、46…
参院選の結果次第で、安倍政権の今後が大きく左右されることは間違いありません。自公を少数派に追い込むための形式的な条件はなにか。
安倍政権は、実質与党のお維などとあわせて78議席を獲得し、憲法改正の発議を可能にすることを狙っています。そうでなくとも、改選議席の過半数61を確保したい(それを勝敗ラインとしている)。
57というのは、自民単独で参院の過半数。
自公で46を下回れば、参院全体で自公の過半数割れ、すなわち衆参「ねじれ」に。
憲法改正を許さないのはもちろん、「アベ政治」を本気で止めるには、自公が過半数を割り込むぐらいに追い込む必要があります。
32の一人区、48の比例代表、そして残り41議席の複数区。どこでも負けられないたたかいだということですが、どこでも市民と野党の共同が実現しています。「アベ政治」を終わらせるという大前提と、野党各党が一致してめざすその先の政治のあり方をきちんと行きわたらせることができれば、安倍さんが予想すらしていない結果を出すことも、十分に可能です。
いよいよ、参院選公示まで一週間。万全の体制で本番を迎えられるようがんばりたい。