19日は伊豆諸島の新島、式根島へ。二つの島で新島村です。それぞれでつどいを開いていただき、綾とおる村議とともにお話しました。新島では青沼村長にもご挨拶いただきました。

新島へは、3年前の台風15号被害の際にうかがいました。なんの影響もない家屋の方が少ないというぐらいに、風による被害が広範に及び、しかも多くは一部損壊。当時、国会でも村議会でも要求があり、支援対象を大幅に拡大させました。

やはり切実なのは医療。そもそも医師の配置が少なく、自治医大からの派遣も一年交代ではなく定着してほしいという声があります。

島外で受診する場合、島民割引を使っても飛行機代は往復1万7000円、一日では済まないので宿泊費や付き添い分を合わせると年金一月分でも足りないという声が。

ちょうど前日、国会では離島振興法改正案が可決成立。10年に一度の改正で、離島における医師の確保など医療について「特別の配慮」の対象とする条文に変わりました。国としても支援を強めるために具体的に踏み出すべきです。

綾さんがこの間議会で求めているのが学校給食無償化。村長からは「本来国がやるべきもの。ただ村としてやらないわけではない。少しでも実現したいという方向で努力したい」との答弁が。国がやるべきはその通り。同時に御蔵島、利島、三宅島など、伊豆諸島の島でもすでに実現している自治体もあり、外堀を埋めていく意味でも踏み出していきたい。

新島と式根島は船で10分。綾さんは式根島在住で、こちらもあたたかく迎えていただきました。