2023年1月11日
元衆院議長・河野洋平氏の指摘
元衆院議長の河野洋平氏。
「70数年前に日本は決心したじゃないかと」「何十年も言い続けて、その結果がこの政策転換というのは、私はあり得ないと、そう思っているのです」「安倍政治というものに非常に大きな問題があったと思います」(報道特集)
いま岸田政権が進める大軍拡は、2015年の安保法制を具体化する実践のための大転換とされます。河野氏が言うように、岸田首相はすでに敷かれたレールを歩んでいるだけ、と言えるかもしれません。
自ら信念があってやろうというのではなく、アメリカの求めるままに、憲法も歴代政権の解釈もお構いなしーートマホークが憲法上保有できないとしてきた「攻撃的兵器」に該当するかどうかも答えない政府です。政治が法理や理屈を無視し軽視することは、危険極まりない事態です。
この政治は、変えるしかありません。