山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2023年2月24日

ロシアのウクライナ侵略開始から1年

ロシアのウクライナ侵略開始から1年。いったいどれだけの命が奪われ、くらしが壊されてきたことか。暴挙を許さず、直ちに撤退をと声を上げました。

国連総会の緊急特別会合は、141カ国の賛成でロシア軍の即時撤退を求める決議をあげました。国連憲章違反の武力行使を毅然と批判し、特定の価値観ではなくロシアも合意した規範に基づき平和の再構築をめざす各国の努力は揺るがず続けられています。

一方で日本の政治はどうか。

ウクライナを見よといい、国連憲章をはじめとする平和の枠組みを破る動きが東アジアでも起こることを前提に、ひたすら軍備の拡張へと煽り立て暴走しています。

ウクライナを見よというなら、ひとたび戦争が始まれば命が奪われ、いつまで続くとも知れない、計り知れない犠牲が生まれることこそ認識すべきではないか。

相手を脅して黙らせるためといい軍事力を強める発想は、相手を脅せるだけの力を常に持ち続けなければならなくなりエスカレートが避けられません。その先に平和は展望できない以上、外交戦略をもつしかないはずです。

雨が降り出した夕方の池袋西口。人通りは少なめでしたが、こちらを眺めながら通り過ぎる方の姿も。戦争させてはならないと、訴え続けたい。

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