2023年6月8日
入管法改悪案の委員会採決に断固抗議
入管法改悪案の委員会採決に、断固抗議したい。
先週から今週にかけての短い間にも、法案の立法事実を根本的に覆す事実が複数明らかになりました。「難民申請者に難民はほとんどいない」発言のうそとごまかし、大阪入管の泥酔医師診察とその隠蔽、昨年もつくっていた「送還ノルマ」とその隠蔽ーーこれらはどれをとっても、国会審議をあまりにも愚弄するものです。
ところがその後、法案審議は一度も行われず、大臣も入管庁も国会で口を閉ざしました。
政府も与党も、審議に耐えないと踏んだからこそ採決を急いだとしか考えられません。民主主義を否定し、命を奪う法案を強行するなど断じて許されません。
賛成した議員はもとより、委員長を取り囲み採決を煽った与党議員も、応援に駆けつけた野党議員に絡んだ維新の鈴木氏も、とてもまともに入管難民行政の問題に向き合っているとは思えない。
たたかいは、決して終わりません。