2023年7月13日
佐賀空港 佐賀駐屯地建設現場を視察
佐賀空港を訪れ、陸上自衛隊オスプレイ配備のための佐賀駐屯地建設現場を視察しました。空港は県営、建設当時、漁協組合と結んだ公害防止協定では、「自衛隊との共用はしない」と確認されていました。
ところが昨年秋以降、協定の変更、土地の売却決議、国との売買契約締結と急展開し、6月には早くも工事が始められました。現在、陸自のオスプレイは木更津に暫定配備されていますが、その期限が2年後に迫り、それまでに佐賀駐屯地を完成させるために急いで工事が進められています。
土地は漁業者の共有であり、売却には地権者全員の同意が必要ですが、管理運営協議会の3分の2の多数決で決められるなど、法的な問題もあり地権者が裁判を準備しています。
敷地へ搬入する土砂は県内4ヶ所から運搬され、九州防衛局の標識をつけたダンプカーがひっきりなしに通ります。住民に説明もなく突然搬入が始まったことに地域で戸惑いと怒りの声が出ています。
土地取得の経過、工事の進め方、住民への説明、そもそもオスプレイの配備とそれにより行おうとする訓練の危険性など問題だらけ。国会でも追及します。
田村貴昭衆院議員、仁比そうへい参院議員、武藤明美県議、井上ゆうすけ前県議とともに調査しました。