2023年10月1日
原子力空母いらない!横須賀集会に参加
原子力空母いらない!横須賀集会に参加。私は初めてでしたが、熱気あふれる集会でした。
米海軍の空母が横須賀を母港とするようになって50年、原子力空母の母港化から15年が経ちます。今年、配備されている原子力空母ロナルド・レーガンが7回も出港を延期し、一昨日ようやく出港するという出来事が起こりました。国会から外務省に問い合わせましたが、「米軍の運用にかんすることでお答えするのは困難」と予想通りの回答。
ただ加えて、「今回の出港延期は原子炉とは関係なく、原子力空母の安全性及び周辺環境への影響は無い」とも。物理的な原因、故障ではないかという指摘もあるなか、理由を示さず安全だと言われても、なんの説得力もありません。
アメリカの求めるままに配備を受け入れ、原発のない神奈川県に原子炉2基を抱え込み、しかも日本の原発のような規制は及ばず、トラブルがあっても説明すらないーー首都圏3000万人の命とくらし、いやこの地域の存在そのものを脅かす問題です。
そしていま岸田政権が進める大軍拡は、横須賀の海上自衛隊イージス艦にトマホークを載せ、原子力空母と一体に敵基地攻撃の出撃拠点にしようとする危険な企みです。相手にとって、真っ先にたたくべき標的となることを意味します。そんな道に進んではならない。
右翼の妨害が例年以上にひどかったとのこと。警察の警備も異様なほどでした。なにより不可解なのは、デモを出発直後にわざわざ歩道橋を迂回して反対車線に誘導し、公道を逆行するルートをとらせること。横須賀基地のゲートのすぐ前をデモが通過しないよう、ゲートから遠い車線を通すためで、米軍基地への配慮が露骨でした。