2023年11月9日
国際法をねじ曲げてはならない
外交防衛委員会で今国会最初の質疑に立ちました。
G7外相会合を踏まえ、ガザ危機について。
ハマスの行為を国際法違反と非難しつつ、イスラエルの批判を徹底して避ける上川大臣。大臣の訪問中にも救急車や学校が攻撃され多数の死者が出ていますが、「状況が確認できない」と。いったいなんのためにパレスチナへ行ったのか。
G7が声明で支持した「戦闘の休止」はいわば一時停止にすぎず、その後の再開を前提としています。イスラエルは「休止」ならすでに行っているとも表明しました。深刻な事態を改善させるには、戦争そのものを停止させるべきです。
ロシアのウクライナ侵略に際して強調した「法の支配」も言わなくなりました。ダブルスタンダードは国際社会の信頼を損ないます。アメリカの顔色をうかがい国際法をねじ曲げてはならない。