東京の被爆者団体「東友会」の創立65周年記念式典に出席。党を代表して小池晃さんがあいさつ、笠井亮さん、宮本徹さん、吉良よし子さん、都議団のみなさんとご一緒しました。

60年のとき、周年行事はこれで終わりになるだろうと話されていたそうですが、65年を迎え祝賀会を行うことができました。

2012年に移設された葛飾区・青戸平和公園の慰霊碑には、「われら生命もて　ここに証（あか）す　原爆許すまじ」と東友会のスローガンが刻まれています。被爆者のくらしと健康の支援、補償の実現、そして核兵器廃絶のためにたたかってきた道のりは、決して平坦ではなくいまも途上にあります。

代表理事の家島さんはあいさつで、「私たちの目が黒いうちに核兵器廃絶をと願いとりくんできたが、まだ遠い」とお話しでした。

ロシアがウクライナに対して核で脅し、イスラエルの閣僚が「核兵器使用も選択肢の一つ」と述べる事態。それでも核保有国に核の使用をさせずに来たのは、被爆者の運動とそれが後押しした核兵器禁止条約の力があります。一刻も早く条約に参加すべきです。それはいまとこれからを生きる私たちの責任にほかなりません。