米軍はオスプレイを全世界で飛行停止に。機材の不具合が原因の可能性があるといい、根本的な原因は不明です。

この措置を日本の防衛大臣が知ったのは、米側がHPで公表した後だったといいます。それは全世界にニュースで報じられたタイミングであり、防衛省はその程度しか情報収集できていません。

事故機の機体番号や横田基地への配備年月日、事故までの飛行時間などを尋ねても、「承知していない」と防衛省。オスプレイ特有のクラッチ不具合は、飛行時間800時間を超える部品で起きるとされています。その確認もできていないということに。

部品や残骸は早々に米側に引渡しました。地位協定を理由としています。

この間続くオスプレイの緊急着陸についても、「警告表示が出たため」とするだけで、何がその原因かと聞いても「答えの材料がない」と答弁不能。

クラッチ不具合は国内で起きた可能性もあり、防衛省は今年夏から米側に確認しているとしてきましたが、いまだに情報は得られていないとも。

これが、「緊密に連携する」としている日米同盟の実態です。

欠陥機オスプレイは、飛行停止はもとよりですが、日本から撤去させるべきです。

歪んだ日米関係自体、もう改めるべきです。