2024年2月8日
能登半島地震の被災地に入りました
能登半島地震の被災地に入りました。
現地の実態を把握するとともに、党として取り組んできた義援金を届ける目的で、田村智子さん、井上哲士さん、藤野やすふみさんとともに輪島市、七尾市和倉温泉を訪れ、県議の佐藤まさゆきさん、輪島市議の鎧史郎さんにご案内いただきました。
目にした被害は範囲の広さも深刻さも大変なもの。能登半島の全体で大小の被害があり、先へ進むほど甚大に。
早朝金沢を出発しましたが、輪島市まで4時間半かかりました。道路事情が改善されたとはいえ、ところどころで道路の凹凸や迂回があり、工事のために片側交互通行となっている場所もあるため日によって時間が読めないとのこと。支援や作業の車も長時間かかるため、能登半島の入り口あたりに拠点を設ける必要が高まっていることを痛感します。
輪島市では、焼失した朝市、倒壊した家々、液状化と隆起で波打つ地面が次々と現れ、「どうすればこんなに…」と言葉を失います。
その輪島市では漆器商工業協同組合に義援金をお渡し懇談。政府が仮設工房の国費建設を新たに表明しましたが、輪島塗の職人のなかには自宅兼作業場で数時間おきに様子も確認しながら作業する必要がある人もおり、仮設住宅か仮設工房かという二者択一ではニーズに合わない可能性があります。支援策は実情に即したものをつくっていくべきです。
和倉温泉旅館協同組合にも義援金を届け懇談しました。22軒の旅館がすべてストップ。温泉は無事ですが水が出ないため営業できない状況が続いています。奥能登への入り口にもあたり、支援に向かう人が泊まれるようにするところから復旧していきたいという希望も語られました。
輪島市で、農民連のみなさんが炊き出しを行なっている場所にもうかがいました。