山添 拓 参議院議員 日本共産党

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2024年2月22日

舞鶴、祝園 京都の2つの弾薬庫

自衛隊基地の強靭化計画の一環として、敵基地攻撃能力となる長射程ミサイルなどを保管する弾薬庫が全国各地で大量につくられようとしています。

今日は倉林明子さんとともに、トマホークの保管が見込まれる舞鶴、本州最大の弾薬庫である祝園(ほうその)、京都の2つの弾薬庫を調査で訪れました。

舞鶴は湾を囲むように海上自衛隊が基地を連ね、戦前の軍港都市がいまにつながるような街です。

すでに5つの弾薬庫がありますが来年度2億円の調査費で新たに3棟と整備場をつくる計画です。舞鶴基地にはイージス艦が2隻配備され、これに搭載するトマホークの配備が想定されます。

舞鶴湾を見下ろす五老が岳の展望台からは、基地や弾薬庫と住宅街が隣接する様子がのぞめました。

一気に南下して精華町祝園へ。戦前から日本軍が弾薬庫を置き、戦後は米軍が使い、1960年に返還されました。新たに8棟の弾薬庫をつくり、来年度予算案では102億円もつけられようとしています。

周囲を車で一周しましたが、木々に覆われ中の様子は見えません。フェンスも目立たず、分屯地の正門も道路からは見えないところにあるため、ここに自衛隊の基地があるとは気づかない人も多いのではないか。

弾薬庫は、攻撃の標的となるリスクはもちろん、普段から事故やトラブルがあれば周囲に多大な影響を及ぼしかねません。

だいたいミサイルで相手を脅し黙らせるという大軍拡ありきが間違っていますが、住民に説明なく進めることはなおさら許されません。

各地のとりくみとも結んで、国会で迫りたいと思います。

舞鶴では市議の伊田悦子さん、小杉えつ子さん、小西洋一さん、祝園では衆院比例近畿ブロック予定候補の堀川あきこさん、京都6区予定候補のかみじょう亮一さん、精華町議の坪井久行さん、京田辺市議の岡本りょういちさんとご一緒しました。

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